こんにちは、Nomadamです。
さて今回は、記念すべき一回目のゲームオブスローンズ解説です!バックストーリーや小さな気づきなど、他じゃ聴けないGOT解説にしていきます!
理解を深めてもらいたいと思い、英語を極力訳さず、英語の独特なニュアンスを残したまま伝えていきたいと思いますので、字幕で見ることをお勧めします!また、エピソードで起こったことその出来事やそこから先につながる大切なことなど、細かく説明しております。気長に楽しんでください。
私ごとですが・・・
『追記』2018.09.04
ブログの観覧数150万回達成を勝手に記念して・・・
Youtubeでシーズンごと丸々解説を始めました!今後続々とシーズンごとに解説アップデート予定です♫
そちらもぜひご覧くださいませ。
それでは、Season1 Episode1についてちょーわかりやすく解説していきます。 まだ見ていない方は見ないことをお勧めします。
ちなみに、【Hulu】今なら2週間無料トライアル実施中 ゲームオブスローンズも見放題です!
!!! Spoiler Alert !!!
Winter is Coming
ただの題名ですが、GOTの中では度々登場するフレーズです。特にHouse Stark(スターク家)という一族から聞くフレーズになると思います。 これから色々なHouse(一族/家系)が登場するのですが、それぞれの家に受け継がれている、それぞれの家を象徴する”言葉・モットー”と”sigils/セジル(家紋・紋章)”というものがあります。 House Stark(ハウス スターク) の”言葉・モットー”が Winter is Coming なのです。 sigils/セジル(家紋・紋章)はDirewolf/ダイアウルフ(大狼)です。
White Walker / Wights
このエピソードの一番初めに出てきた、目がブルーの女の子はWhite Walker(ホワイトウォーカー)というCreacher(化け物)によって死から蘇ったWights(ワイツ)いわゆるゾンビです。 簡単に説明すると、White Walkerは死人をゾンビにすることができ、そのゾンビ達がWights(ワイツ)と呼ばれています。そして冬になるとWhite WalkerはWightsの軍隊をひきつれて、嵐とともに町や人々を襲うのです。とにかく生きている人や動物を殺すことだけを目的としたCreacherと思っていてください。物語の後半になってくるともっと説明しなければいけないことが出てきますが、今の所はこんな感じで。 そのWhite Walker達を常に警戒しているのが King of the North(北の王)と言われているHouse Stark(スターク家)なのです。下の地図でわかるように、House StarkがThe Wallより南側の北一帯を支配している家というわけ。このGOTの世界ではいつが冬、夏と決まっていないので冬が来るということはこのWhite Walker達を警戒しなければいけないということ。Winter=White Walkerという感じです。Winter is comingはHouse Stark(スターク家)にとってはまさに家系と家族の歴史を象徴する言葉というわけです。
Westeros Map / ウエスタロス地図
軽くマップを説明します。物語のメインとなるのはWesteros(ウェテロス)とEssos(エッソス)ですが、とりあえず今回はWesteros(ウェテロス)について。 かなり大まかに分けると北のWinterfell(ウィンターフェル) 西のCastely Rock(キャスリーロック)、南の King’s Landing(キングスランディング)が今の所メインで出てくる城でしょう。 さらに南のDorne(ドーン)は外国といった感じで他の家とは少し距離を置いています。 先ほど出てきたHouse Stark(ハウススターク)はWinterfell(ウィンターフェル) のを拠点とするLorde(君主・領主・支配者)です。マップ上のWinterfell(ウィンターフェル) のさらに北(上)にあるのがThe Wall/ザ・ウォール(氷でできた高~い壁)です。 そこより更に北は、支配者のいないいわゆる無法地帯みたいなところです。 The WallにはNight’s Watch(ナイツウォッチ)と言われる、壁の向こうを監視する役目の人たちがいます。ここにいる監視役たちはNight’s Watch(ナイツウォッチ)として、死ぬまでここで働くことを誓うのです。危険の多いここにくる者達の多くは、元犯罪者や生まれた家系の地位の低い者達なのです。 そのNight’s Watch(ナイツウォッチ)がなんとために監視しているのかというと、そう!White Walker達から人々を守るためです。その他にも、The Wall(ザ・ウォール)より北にはどの家系にも所属しないWildlings/ワイルドリングス(野生児たち)と呼ばれる多くの部族が存在します。Night’s Watch達とWildlings達は長年いがみ合い、戦いあっている犬猿の中でもあります。 後にWildlings(野生児たち)についても詳しく説明しますが、今は割愛。
前半
The Wallの北を調査しに・・・
この世界ではここ何百年も夏が続いているため、White Walkerたちの存在はただの”物語の世界のもの”だと思っている人が多いのです。
しかし、The Wall(ザ・ウォール)と呼ばれる分厚い氷の壁の向こうに何やら動きがあるという噂が立ち始め、White Walkerを見たという人や噂が立ち始めたのでNight’s Watch(ナイツウォッチ)の監視役3人がThe Wallの北側を調べに行くところから始まります。
The Wall(ザ・ウォール)の向こう側の森で見つけたのは、殺された人々や女の子の死体。
先に進む一人のWatchが何かの儀式かのように並べられた死体を見て、慌てて逃げ出し、他のNight’s Watch(ナイツウォッチ)のメンバーに見たことを伝えます。 2人目の生意気なWatchはWildlings(野生児たち)の仕業であろういいますが、見た本人はそれに納得しません。 ※Wildlingsという言葉にはちょっと差別的で見下しているようなニュアンスがあるので、表現上、野生児たちと訳しましたが、物語の中では野蛮人みたいな意味合いで使われています。 3人目のWatchは帰ろうと言いますが、生意気な奴に命令され、死体のあった場所へ戻ることに。 戻ると・・・そこには何にもなくなっています。 と、White Walkers出現!!
2人は殺され、はじめにWhite Walkerを発見した人は逃げ出します。 すると・・・目の前に現れたのは先ほど木に刺さって殺されていた女の子。青い目をしています。
先ほどの儀式でWhite Walkerが復活させたWights/ワイツ(ゾンビ)です・・・ ここでやっとオープニング!
※オープニングもとても凝っていて、GOTの世界の3Dマップの映像となっています。また、物語に沿って減ったり、増えたり、映るところが変わったり、それぞれの城に掲げているsigils/セジル(家紋・紋章)が支配する家系が変わることによって変わったりと、人間模様がわかってきたらここにも注目してみると面白いです。
House Stark
オープニングが開けると、舞台はWinterfell(ウィンターフェル)。
Winterfell(ウィンターフェル) はHouse Stark(ハウススターク)の城です。 簡単なHouse Starkの家族構成を紹介します。
Word/モットー:Winter is Coming
Seat/拠点:Winterfell(ウィンターフェル)
Sigils/シンボル:Direwolf/ダイアウルフ(大狼)
父:Eddard Stark/エダード・スターク(ニックネーム Ned/ネッド)
母:Catelyn Stark/カテリン(ニックネーム Cat/キャット)
長男:Robb Stark/ロブ
長女:Sansa Stark/サンサ
次女:Arya Stark/アーヤ
次男:Brandon Stark/ブランドン(通称ブラン)
三男:Rickon Stark/リコン
Bastard(バスタード)とWard(ワード)
Jon Snow/ジョン・スノウ EddardのBastard son/バスタードサン(妻との子じゃない子)とされている。 ※現代の英語ではBastardとは悪口スラングで使われています。あえて訳すなら、馬鹿野郎!とかこのやろう!とかかな?元の意味は、GOTで使われている方で、High Borne/ハイボーン(貴族や名高いお家柄)の血は引いているものの、半分は娼婦や浮気などをして妻ではない女との間に生まれた子という意味。GOTを見続けると色々なところで出てきます。中世の世界でも悪口として使われているが、単に地位をバカにした感じで現在のスラングとはちょっと違ったニュアンスです。
Theon Greyjoy/シオン・グレイジョイ House Greyjoy(ハウスグレイジョイ)の三男。上の兄2人は戦死しているので、実質的にはHouse Greyjoy(ハウスグレイジョイ)の後継だが、9歳の頃からずっとHouse StarkのWard/ワード(悪い言い方をすれば人質/世話役)として育てられている。Eddard Starkはいい人なので家族のように育てます。 ※WardとFostering(フォスタリング):多くの場合はNoble family/ノーベルファミリー(貴族・名門の家族)どうしの間で、子供達を結婚させるために1つのファミリーから他方のファミリーへ一定の間子供を預け、ある意味お見合いさせるというか、相性を見るシステムをFostering(フォスタリング)そこで受け渡った人物をWard(ワード)と言います。
ちなみにTheon(シオン)の場合は、TVseriesでは出てこないストーリーですが、Theon(シオン)のお父さんBalon Greyjoy(ベイロン・グレイジョイ)が現在の王であるRobert Baratheon(ロバート・バラジアン)に対して起こした反乱があります。
House Stark(ハウススターク)はRobert Baratheon(ロバート・バラジアン)と側で戦いました。このバトルでBalon(ベイロン)は2人の息子を失い、途中で降伏したため、バトルは終結します。
Eddard Stark(エダード・スターク)とRobert Baratheon(ロバート・バラジアン)は昔から仲がいいので、Balon Greyjoy(ベイロン・グレイジョイ)が悪いことをしないようにと、彼の唯一残っている息子であるTheon Greyjoy(シオン・グレイジョイ)をEddardにWard(人質)として育てさせたのです。
※育てさせたといえば良い言い方ですが、もしBalonが何かまた反乱を起こそうとしたら人質としてTheonを殺すということですね。 このシステム自体はFostering(フォスタリング)といい、Westreos(ウェステロス)では結構よくあることで、実はEddard Stark本人も他の一族に婿として育てられた過去があります。Eddard Starkの場合は現在のHand of the King/ハンドオブザキング(王の手 ※王の側近で様々なことについてアドバイスする名誉ある役目)であるJon Arryn(ジョン・アリン)に育てられました。
長い説明になってしまいましたが、後々のストーリーを理解するのに必要な情報になるので説明させてもらいました。 その他にも召使や世話役、いろいろいますが、メインのメインのファミリーメンバーはこんな感じです!
さてそこに、The Wall(ザ・ウォール)からNight’s Watch(ナイツウォッチ)の一人が逃げて来たとの報告が入りました。ここでも”Winter is coming.”という言葉が出ますね。Eddard Stark(エダードスターク)は何か悟っているようですね・・・ その後のシーン、ちょっと大切です。 House Starkの母、Eddardの妻であるCatelyn Stark(カテリン・スターク)がBastard(バスタード)であるJon Snow(ジョン・スノウ)を上から睨んでいます。優しく、誇り高い男と知られているEddard Sark(エダード・スターク)が他の女と子供を作って帰ってきたなんて。と、CatelynはEddadが赤ちゃんだったJonを連れてきたその日から、家族として受け入れるのに苦労しています。というかほぼ憎んでいるわけです。こちらも後々気づくことが出てくると思うので、ちょっと説明しました。
The Wallから逃げて来たWatch
冒頭で登場してWhite Walkerから唯一逃げ切ったNigth’s Watch(ナイツウォッチ)がWinterfell(ウィンターフェル)のガードたちに捕まっています。 はじめに彼も言ったように、彼はNigth’s Watch(ナイツウォッチ)であり、死ぬまでThe Wall(ザ・ウォール)で監視としてゲートを守り続けることを誓っているので、The Wallから逃げてくるのはタブーとされてます。 心優しいEddardはためらいますが、Lorde of Winterfell(ウィンテーフェルの君主)として、ルールに従わないものに罰を与えることは、権威を守る意味でも必要なことだとわかっています。 Night’s Watch(ナイツウォッチ)はEddardに壁の向こうで見たもの”White Walker”がいること、人々はそれを知る必要があることを伝えます。
そして、ルールはルール。Eddardはその言葉を受けとり、彼を死刑に処します。
Direwolf(ダイアウルフ)
次のシーンは私のお気に入り!
House Starkの兄弟達みんながそれぞれのDirewolf(大狼)の赤ちゃんたちを拾う場面です。 記事の始めの方で説明しましたが、それぞれのHouse(家系)にはsigils/セジル(家紋・紋章・シンボル)が存在します。House Stark(ハウススターク)のシンボルは狼です。 森の中で見つけた雄鹿の死体の血痕をたどってみると、雄鹿と戦って死んでしまった母親のDirewold(大狼)を見つけます。 そしてそこには!5匹の赤ちゃん狼たちがいます。殺した方が狼のためだろうというNedに対して、Jonが”House StarkのSigils(シンボル)が狼なので、5匹の狼たちそれぞれ5人のスタークの兄弟たちに渡すのはどうか。”と提案し、それぞれの子供達にちゃんと世話をするように約束させて持ち帰ることにします。
すると、Jonが他の兄弟たちとは色が違う真っ白い赤い目の赤ちゃん狼も見つけます。まさにSnow! そして完全なる家族ではないというBastard/バスタードであるJonを象徴しています。
※もうすでに先のストーリーを知っている方はハッとしたかもしれませんが、これも後のストーリーに繋がりがあったりするんですね。
Jon Arryn(ジョン・アリン)の死
シーンが移って、Ned(Eddard Stark)が大きなweirwood(ウェイアウッド)の木の下で剣の手入れをしていると妻Catelynがやってきます。そこでCatelynがKing’s Landing(キングスランディング)からのRaven(レイブン)の知らせで、”現在のHand of the King/ハンドオブザキングであるJon Arryn(ジョン・アリン)が高熱により、亡くなった。”という知らせがあったということを伝えます。
先ほど少し説明しましたが、NedがFostering(フォスタリング)した先で世話をしてくれていたのがJon Arryn(ジョン・アリン)なので、父親のような存在だったんですね。
※King’s Landing(キングスランディング)はWesterns(ウェストロス)の南の方にあり、その名の通り、王がいる場所のことです。ちなみにRaven(レイブン)とはカラスのことで、Gotの中では伝書鳩の役割をしています。
さらにCatelynが続けます。
”キングとクイーンそしてそのファミリー全員でWinterfell(ウィンターフェル)に向かっている。”との知らせもあるということでした。
前半で説明しましたが、Nedは現キングであるRobert Baratheon(ロバート・バラシアン)ととても仲が良くともに戦った仲であり、信頼関係も築いています。 このタイミングで来るということは、亡くなったJon Arryn(ジョン・アリン)の代わりとなるHand of the King/ハンドオブザキングにNedを指名しに来るということです。 ただし、Hand of the King/ハンドオブザキングになるということは、KIng’s Landig(キングスランディング)に行くことになります。現段階では説明するのが少し難しいですが、King’s Landig(キングスランディング)はその名の通り、王とそれを取り巻く人たちがいる場所で、権力争い、妬み恨み様々なことが起こるな所です。相当な覚悟が必要ということです。そのため、妻Catelynも”Noと言ってもいいのよ。”と言っていますね。
King Robert Baratheon(ロバート・バラシアン王)との再開
王であるRobert Baratheon(ロバート・バラシアン)、妻で王妃のQueen Cersei(クイーン サーシー)、そしてその子供達一行が到着しました。
House Baratheon
ここで新しく登場したHouse(家系)を紹介したいと思います。
House Baratheon (ハウス・バラシアン):おなじみ現在キングの家系です。 Sigils/シンボル:Black Stag(黒鹿)
Seat/拠点:Storm’s end(King’s Landingの南)
Word/モットー:Ours is the Fury(日本語では“荒れ狂う黒鹿”と翻訳されていますが、Fury(激怒)は家族の歴史から来ています。とりあえずストーリーに関係ないので割愛)。代々黒髪である(後で大切になってきます!)。
King:Robert Baratheon(ロバート・バラシアン)
Queen:Cersie Baratheon(サーシー・バラシアン) (House Lannister/ハウス・ラナスター出身)
長男:Joffrey Baratheon(ジョフリー・バラシアン)
長女:Marcella Baratheon(マセラ・バラシアン)
次男:Tommen Baratheon(トマン・バラシアン)
その他にRobertの兄弟たちも後々出てきたら紹介していきます。 House Baratheon自体の拠点はStorm’s endというところですが、王であるため上記の5人は7つの王国をまとめているKing’s Landingにいます。
House Lannister
House Lannister(ハウス・ラナスター)
Sigils/シンボル:Gold Lion(金のライオン)
Seat/拠点:Casterly Rock(キャスリーロック)
Word/モットー:Hear Me Roar(“私たちの雄叫びを聞け”みたいなニュアンスですかね?)
キングRobert Baratheon(ロバート・バラシアン)の妻でありクイーンのCersei(サースィー)の出身家です。代々金髪の家系です。 House Lannister(ハウス・ラナスター)のメイン人物としては、
Tywin Lannister(タイウィン・ラナスター) :Cersie,Jamie,Tyrionの父親
※このエピソードにはまだ出てきていないので、また後ほど詳しく。
Jaime Lannister(ジェイミー・ラナスター) :長男
Cersei(サースィー)の双子の兄弟 King’s Gard(王の護衛)の一人
Tyrion Lannister(ティリオン・ラナスター) :次男 別名、Dwarf/ドワーフ(小人)・Half Man(半分の人)・Imp(インプ)などあります。小人症で生まれてきて、彼を産んで3兄妹の母親が亡くなったため、姉Cersieと父親に毛嫌いされています。
Winterfell
さて、ストーリーに戻ります。 House Starkの長女Sansa(サンサ)が微笑みかけた金髪の男の子はPrince Joffrey Baratheon(ジョフリー・バラジアン王子)です。王と王妃の長男なので、後継者第一候補。Sansaはプリンセスになることを夢見る純粋な女の子です。 キングRobertが馬から降りて、一人一人に挨拶していきます。 ここにも面白いTheory(見解)があるのですが、ネタバレになってしまうので、時がきたら。。。笑
Jaime(ジェイミー)が、弟Tyrion(ティリオン)が娼婦と楽しんでいる最中に部屋に入ってきます。 Jaimeが”Our sister craves your attention. (お前のこと、お姉さんが探しているよ)”的なことを言ったのに対してTyrionが”She has odd cravings,our sister. (俺らの姉さんには変な欲求があるみたいだな)” というジョークで返します。何気ない兄弟の会話ですが、後につながるちょっと面白い会話です。
次のシーンではNedとRobertが亡くなったJon Arryn(ジョンアリン)との思い出を話しています。ここは地下にあるお墓で、House Starkの先祖達が眠っている場所です。
そこで正式に、RobartがNedに”King’s Landing(キングスランディング)に来て、私のHand of the King/ハンドオブザキングになって欲しい”と言います。 Kingからの名誉あるオファーを断ることなんてできず、Nedは跪き、そのオファーを受け入れます。 キングRobart、ちょっと頭が悪いので、”私が食べたり飲んだり、娼婦を楽しんでいる時に国をお願いね”的なこと言ってますね。そして、息子のJoffreyとNedの娘Sansaを結婚させて、同じ家族になればいいねーという感じでした。
それはさておき、このシーン大切だったのが、この洞窟みたいな場所。 Nedの亡くなった妹であるLyanna Stark(リアナ・スターク)が埋められています。2人の会話をちょっと説明します。 実はRobartはもともとLyannaと結婚する予定で彼女のことをとても愛していました。今でもその愛は変わらないようですね。
※Lyanna Starkはキャラクターとしてはしばらくでてきません。
Robarは続けて、”In my dream, i kill him every night(毎晩夢の中で彼を殺しているんだ)”と言っています。彼とは誰なのか? Rhaegar Targaryen(レイガー・タイゲリアン)です。 ※この人も名前は出てきますが、TVseriesのキャラクターとしてはしばらく登場しません。
まずは、新しい家系を紹介しましょう。
House Targaryen(ハウス・タイゲリアン)
Sigils/シンボル:three-headed Dragon(3つの頭を持つドラゴン)
Word/モットー:Fire and Blood(炎と血)
ドラゴンを操ることができる家系で、シルバーの髪の毛が特徴です。 Robertが王になる前までの約300年もの間、Seven Kingdams(7つの王国)を支配していて、王座にいたが、Aerys ll Targaryenの死を境に生き残ったTargaryenたちは国外追放、暗殺対象となったため、ほぼ全滅状態である(ということで物語がスタートする)。
現在のキングRobertがIronThrone/アイアンスローン(王座)に座る前に、キングだったのがAerys ll Targaryen(エリース ザ・セカンド タイゲリアン)通称”Mad King/マッドキング”(狂った王)。
※なぜそう呼ばれているのかは、こちらの記事では割愛。いずれ書きます。
先ほど出てきた、Robertが言っていた、Rhaegar Targaryen(レイガー・タイゲリアン)はAerysの3人の子供の一人で長男。 ちなみにもう死んでいますが、Robertは殺しても殺しても十分じゃないくらい憎んでるということですね・・・ なぜかというと、RhaegarがLyannaを誘拐した挙句、レイプして殺したといわれているから。RobertにとってRhaegarは自分の婚約者を惨殺したやつというわけです。 ストーリーが進むにつれて詳しくは記事にしていきます。 Nedが”もう終わったことですよ。Targaryen(タイゲリアン)はもういません。”というと、 Robertは”まだ全員じゃない”と言ってこのシーンが終わります。
後半
Essos
ここから舞台が変わります。Narrow Sea(ナローシー)を超えて、Essos(エッソス)と言う大陸のPentos(ペントス)に移ります。マップの左側、真ん中よりちょっと左上にある場所。 Narrow SeaはこのEssosのマップ内では左側に映っている海のことで、Westeros大陸とEssos大陸の中央に通っています。
ここで映ったシルバーヘアの可愛い女の子は・・・
Daenerys Targaryen(デネロス・タイゲリアン): あだ名Dany(デニー)
Viserys Targaryen(ビセリス・タイゲリアン) Daenerys(デネロス)の兄
生き残ったTargaryen(タイゲリアン)たち
House Targaryen(ハウスタイゲリアン)は300年もの間、IronThrone/アイアンスローン(王座)にいたので、とっても権力のある一家ですが、今生き残っているのは2人だけで戦う武力もないため、兄のViserys(ビセリス)は地位をとり戻すために、妹をお嫁として売って、軍隊を手に入れ、IronThrone/アイアンスローン(王座)を取り返そうとしているわけです。(妹Daenerysは全然乗り気じゃなさそうですが。。)
彼女がお風呂に入るシーンで、メイドの女の人が”熱すぎますよ!!”といったのに対し、熱湯に微動だにしないDaenerys。
少し重要な印象的なシーンです・・・
ViserysがDaenerysのお嫁に行く場所として選んだのは、Dothraki(ドスラキ)一族です。 彼らは一度も海を渡ったことがなく、独特な文化や権力のあり方、言葉があります。 Khal(カアル)と呼ばれる男がリーダーで、その妻はKhalasar(カリーシー)と呼ばれます。弱肉強食の世界なので、Khalのやり方が気に入らない場合は、一方が死ぬまで決闘し、勝った者が王とされます。なのでKhalを殺すことで、次のKhalが生まれます。 現在のKhalはKhal Drogo(カアル・ドゥロゴ)で、ViserysはDaenerysとDrogoを結婚させます。 ここで、Daenerysにウェディングのプレゼントとして3つの本を渡しに来たのはSer Jorah Mormont(サー・ジョーラ・モーマント)です。
新しい名前ですね!なので軽く紹介を・・・
House Mormont(ハウスモーマント)
House Starkの統治下にありますが、WesterosのBear Island/ベアアイランド(クマの島)にある家系です。ちなみにSigils(シンボル)もクマなのです。
そのうちにもっと深いつながりが出てきますが、今の所はこんな感じで。
深く説明しなかったのは、Jorah Mormont(ジョーラ・モーマント)はHouse Mormant(ハウスモーマント)から名前を除名されているから。ですがJorahはDaenerysの父にも仕えていた、House Targaryenにとても忠実な人物の一人です。 彼は7つの王国の歴史の本をプレゼントしています。
そして、その次の贈り物は、3つのドラゴンの卵!!! 先ほど説明しましたが、House Targaryenのセジルは3つの頭のドラゴンで、歴史的に見てもドラゴンとともに地位を確立していた一族です。 これからどうなるか、楽しみですね!
見てはいけないもの・・・
舞台はWinterfellに戻り、好奇心旺盛な次男のBranがいつものように遊びながら城の壁をよじ登っています。 そこで見てしまったもの・・・ !!!!! House Lannisterの双子の兄妹であるはずの、しかもKing Robertの王妃であるCersieとJaimeが・・男女の関係である場面を発見してしまいます!!見られたことに気づいたCersieは焦って、JamieにBranを殺すように言います。
そして・・・JaimeがBranを窓から突き落としてエピソードが終了しました!!!
さて、記事でも書いたTyrionが言ってた”She has odd cravings,our sister. (俺らの姉さんには変な欲求があるみたいだな)”というジョークが理解できたでしょうか? というかそもそも、House Baratheonの家系の人はすべて黒髪じゃなかったっけ? と、まあ次々と見たくなてしまうのがGOTですが、今回はこの辺で失礼します。
ちなみに、【Hulu】今なら2週間無料トライアル実施中 ゲームオブスローンズも見放題です!
初めまして。ブログ拝見させて頂きました。Game of thrones をテレビシリーズが始まったころから見ている者です。そして、season 6 の最終エピソードも先日見終えました。(英語字幕で見ています。日本語字幕なかなかないですし、アップロードされるのが遅いので・・・)
話の内容なんとなくは分かっていますが、細かいところが分からない部分が多くてネットで日本語で分かりやすく解説されてるサイト探してたんですが、なかなかありませんでした。Nomadamさんのブログを見てとても分かりやすく、
頭整理しながら、またいちからシリーズを見ている気分になりました。
日にちを見るとここ最近ブログ始められたようですね。Game of thronesさきはかなりなりますが、次回の投稿楽しみに待っています。
Season 6濃かったですね!
コメントありがとうございます!そうなんです。まだ始めたばかりなので、season6にたどり着くまでには時間がかかりそうですが、コメントいただけて、頑張るぞ!!と励みになりました!
できるだけ詳しく初めての方でも分かりやすいよう伝えていきますので、楽しみにした頂けると幸いです。
Season6・・・すごかったですね。鳥肌の連続でした。笑
これまとめるだけで一仕事ですよね・・・。すごいですね。尊敬します。
Final season楽しみです。
いえいえそんな・・・でも大好きなので、魅力が伝わるように頑張ります!!
楽しみですね・・・1年も待てないいい
よくわかりました…英語でみてるけど、よくわからないことが多くてとてもたすかりました!!
ありがとうございます!!!
まーさんにもハマってもらえるように頑張って更新しますね。
とても分かりやすいです!
ありがとうございます!そう言っていただけると、励みになります〜
コメントありがとうございます!
わかるようになると絶対はまるので・・・このブログが少しでも役に立ったら嬉しいです!
主要な人物だから死なないだろうという人が死んじゃうんですよね・・・読めないストーリーがまたハマっちゃうんです。
是非是非おでんさんもハマってみていただけたら嬉しいです!
最悪。。。
まだシーズン1しか見てなかったのに、上のおでんさんのコメントのせいで誰が死ぬかわかってしまいました。
そして、そういったコメントはNomadamさんも削除して下さい。
シーズン6最終話からの、二周目。
シーズン7を待つ間、何見ようかなーって思ってたけど、その必要なし。
シーズン1しか考えられないw!そして顔も名前もお城も把握して見るシーズン1の面白さが尋常じゃないw
また二周目もよろしくです。
愛しのヴァリス様の登場が待ち遠しい(照)。
はじめまして!最近見始めた者です。
Nomadamさんの解説がとてもわかりやすく、
GOTをより理解して見れているので助かってます!
質問なのですが、
Night’s Watchのひとりはどうやって
White Walkerから逃げられたのでしょう?
確実に目が合っていた思うのですが、とても疑問です。
あと、キャッスルブラックを通らずに(ばれずに?)、
どうやってWinterfellまで逃げてこられたのでしょうか?
教えて頂けるとうれしいです!
よろしくお願いします。
ご覧いただきありがとうございます!
正直『これが理由だ!』というのは私もわからないので多分ですが・・・
まずはストーリーの構成的に、ホワイトウォーカーの危機が迫っていることを南に伝える手段だったのだと思います。ホワイトウォーカーが殺そうとして入れば絶対に殺されていたはずなので、しかしたらホワイトウォーカーがただただ見たものを殺していくモンスターではなく、何かしらの意思や自我を持っているということを示唆しているのかもしれません。彼を逃がすことで、恐怖を南に伝えようとしたのかもしれません。著者が何を意図していたのかはわかりませんが、フィストでサムを見逃すシーンもあります。また、本の中には『恐怖は剣よりも深い傷を負わせる。』というフレーズが出てきます。これがこのことについて示唆しているのかも不明ですが、逃げたナイツウォッチやサムの『恐怖』がさらなる『恐怖』の連鎖を起こすことを期待していたとか!?ですかね。
現在のナイツウォッチの拠点はキャッスルブラックですが、他にも過去使われていた場所が散らばっています。彼はナイツウォッチだったので恐らく過去使われていて今は使われていない抜け道を知っていたのでしょう。
キャッスルブラックから逃げたNight’s Watchなので、キャッスルブラックには戻ることができず(殺されること確定なので)、そこから一番近いそして北の統制者であるエダード・スタークの元に報告してきたと考えられます。
いずれにせよナイツウォッチから逃げることは死に値する犯罪なので、ネッドに首をはねられてしまいましたが、それでもこれは世に伝えなければ!と必死だったのでしょう。
はっきりした答えになってなくてすみませんが、参考になれば嬉しいです!